



今や中古市場で高騰の一途を辿っているKINKSの紙ジャケットが遂に再発が決定しました。
そのタイトルとは?
【1月12日発売予定】で
■マスウェル・ヒルビリーズ
■この世はすべてショー・ビジネス
■ソープ・オペラ
■ワン・フォー・ザ・ロード
各2,310円(税込)
というRCA時代の屈指の名盤3枚とロックのライブアルバムは数あれどその頂点の出来と断言できるワン・フォー・ザ・ロードの4枚です!!
しかも!【ディスクユニオン・オリジナル特典】として
上記4タイトルまとめてお買上げの方に、紙ジャケ収納 “ この世はすべてショー・ビジネス BOX”と“各種帯”を先着でプレゼント!! します!! 勿論先着ですのでお早めのご予約をお薦めします。
それにしても改めてこの時期のキンクスというかレイ・デイヴィスは狂ってるとしか思えない。
売上げはドン底のドン底。地を這うとは正にこの事か?というくらい売れない時期が続きここまで売れないならもう何してもいいでしょ、とでも思っていたのか。投げていたんだろーなぁ。
しかし皮肉にもレイ・デイヴィスの長いキャリアに置いてこの時期に産み落とされた作品が最も密度が濃く輝いている。
例えばツェッペリンは4人が居て初めてバンドとして機能する。ストーンズもフーも同じである。しかしキンクスはたった一人で全てを担っていたのである。ソロといってもいい。想像を絶するプレッシャーと底無しの天撫の才である。同等の才能を挙げろと言われて思いつくのはディランをザッパだけだ。
しかもレイ・デイヴィスにはディランとザッパにはある『華』がない。全く無い。ここが凄い。容姿関係なし。作曲能力とストーリーテラーの能力だけで勝負する。こんなアーティストはレイ・デイヴィスだけだ。
無限大の尊敬の念を捧げます。