
そんなわけで、
先日のBRITISH ANTHEMSに引き続き、期待の新星
THE VIEWの
単独来日公演に行って来ました。以下、ライブレポ。
月曜ということもあって、自分がアストロホールに到着した午後6時半頃は、まだ観客の
入りは寂しい限りだった。何だかんだでまだ正式に日本でのCDデビューを果たしては
いないし、認知度もこんなもんなのかな~とか思ってたのですが。
開演時刻少し前くらいには、もう8割くらいのお客さんで埋まっていたので一安心。まあ、
それでも最前列付近でさえも結構余裕あったけど。
自分は2日前と同じように、リードギター付近、左サイドの最前列で待機。レポでも書いた
通り、BRITISH ANTHEMSでのライブはちょっと不本意な出来だったので、・・・というより
リードギターのPETEを見守る意味でも(笑)、まるで彼の保護者にでもなったかのような
気持ちでライブに臨む事に。
まあそんなこっちの気持ちとは裏腹に、ライブは2日前と変わらず10代パワー全開の
ノリで始まった。間近で観ると、ほんと子供です。1曲目は「
COMIN' DOWN」。
異常に全体的な音がでかくてびっくりしたけど、演奏はなかなかに安定している。
それにしても、実に彼らの音は素直だ。リバティンばりの暴走パンクも、跳ねたリズムの
ロックンロールも、カントリーの要素がある曲も、ほんと好きな事やってますって感じで。
スコットランド出身だからなのか、そんな素直さと朴訥さが滲み出ている。そこがいい。
デビューシングル「
Wasted Little DJs」では合唱を巻き起こすことに成功。
本人達も楽しそうだ。中盤にEPのB面にも収録されていたSqueezeのカバーも披露。
VO&GのKYLEとB&VOのKIERENがお互いの楽器を交換、メインボーカルをKIERENが
務めるシーンも、本当に仲良さそうな雰囲気が伝わってきて微笑ましい限り。
と、後半戦に突入して、このまま何のトラブルも無く終わるかと思ったら・・・やってくれ
ましたよPETE。NEWシングルになる予定の「
SAME JEANS」の演奏途中で、
ストラップが外れてそのままギターを抱えながらの演奏をする羽目に。その後弦も切れて
しまい、ギターを交換せざるを得ない状況に・・・ラスト曲「
SUPERSTAR TRADESMAN」の
演奏前に、必死にチューニングするPETEを冗談半分で蹴っ飛ばしたKYLEがちょっと
笑えた。気持ち、解らんでもないけど(笑)。それでもこの曲の反応は良く、やはり歌ってる
人も多数いた。そのままアンコールも無しで、ライブは50分程度で終了。もしかしたら、
来年発売予定のアルバムに入る曲、ほとんど演奏したのかもしれないなあ。
そんなわけで、来年の彼らの飛躍が十二分に期待できる公演でした。って、去年は
ARCTIC MONKEYSの初来日の時に同じような事言ったなあ・・・予想は当たったし。
アルバムが発売された後に、たぶんまた来日してくれるでしょう。その時は、さらに
合唱度もアップしているはず。それくらいに、彼らの曲は親しみやすいのだから。
追伸①:彼らの所属している1965RECORDSというレーベルの
サイトに、たぶんレーベルの
スタッフと思われる人によるブログが(日本来日に同行しているのだろう)あるのですが、
今夜のライブの模様もさっそく写真付きでアップされています。で、その文を見ると。
「
one of the best View gigs ever」
だ、そうです。観客としてもこれは嬉しいですね!!
追伸②:アストロホールに向かう途中、明治通りを挟んだ信号待ちで、隣にいた外人は
ドラマーのSTEVEに違いない・・・でもその時は確信持てなかったんだけど。
(
文責・某アルバイト)